ミサワホーム再々、、、
ぱんだ歯科医院も今年の10月で満10歳。 2006年、10月が開業です。当然、開業前に引き渡しがあります。2か月前の8月です。
この引き渡し直後から、床のタイルのズレなど細かいところが目立つようになり開業前にやり直すよう訴えるも結局、開業日に間に合わず診療開始。その後、妥協して患者さんの目につくところだけを直させました。
そして、雨漏り、、、
年が明けたころ、スタッフから2階に雨漏りありの連絡。一年ももたずにあちこち雨漏りが発見!
あれから10年、担当者が来ては音信不通、新しい担当者が来ては音信不通。何回、繰り返したことでしょう。今回、10年保証が切れるからということでまた新しい人が現れました。
普通、トラブル事についてはしっかり引継があると思うのですが、まったく無いようで、あきれてしまいます。
誹謗中傷は、したくありませんが、ぱんだは怒っています! みなさん、家を買うとき、建てることがある時は、最後の入金を慎重に行いましょう。一括払いは絶対に止めた方がいいです。一括の方がお得なのは分かりますが、自分への保険だと思いましょう。
支払ったら、何か問題があっても後回しにされます。関係良好だった人たちも、名刺をポストに投函するだけ、こんな関係じゃなかったのに って思います。ぱんだは悲しいです。
そんな中、新しい担当者は、シロアリ予防のプランを持ってきました(30万以上)。雨漏りの湿気でシロアリが発生したら証明は難しそうですが、自己負担なんでしょうか? また、雨漏りがなく欠陥住宅でない場合、10年くらいで現代の建築物にシロアリが発生するものなのでしょうか?
すごく悩んでいます。
術後検査 リハビリ継続
術後のMRI検査の説明へ いつものことながら主治医の先生たちは、外来、手術、回診と大変にも関わらず、7時や8時から説明の時間を作ってくれます。ありがたいことです。
主治医が最初に病室に迎えに来てくれたときの表情を見ると、「よくない知らせだなぁ」というのがすぐ分かりました。医師、歯科医師と大きく違いますが、表情を読んでしまう、悪い癖ですね。先生も嘘がつけない性格なんだなぁと思いました(笑)
別室に案内されると、「良いニュースと悪いニュースがあります」と。
良いニュースは、完全に腫瘍が摘出されており、病理検査から悪性に所見なし とのこと。 ここは、私も予想通りでした。
悪いニュースは、、、、
簡単に説明すると、腫瘍で圧迫されて脊髄神経に影響があったわけですが、その腫瘍を取ったあと、圧迫されていた脊髄神経が戻るよりも血液が多量に流れ込み、かつ、脊髄神経が減圧されて引っ張られたといったところでしょうか。
まあ、やっぱりといったところです。前回のブログでも書いた親知らずの件とほぼ同じ。さて、今後はどうなるのかケースが全然違うので、どう説明されるのか想像できません。
主治医からは、思った以上に長い間、脊髄神経が圧迫し固まっていたのだろうとのこと。時間はかかるが治る病気と説明を受けました。
スタッフに連絡し、3月末まで休診とすることを指示し、引き続きリハビリに専念。
原因がよく分かったので、負荷を掛けてリハビリをするようになりました。
現状は、
トイレは、まだ座ってですが、完全自立。
食事は、大きなスプーンを使って自立。箸や鉛筆はまったく無理。
お風呂は自立ですが、着替えは一部介助。ボタンの付け外しができないんです。
歩行は、車イスを手押し車として歩けるようになりました。
あとは、全体的に体力が落ちています。10kg以上痩せましたからね(笑)。
さらに、あらゆることに集中力とやる気が出ませんでした。お見舞いやメール、電話などたくさんいただきましたが、4月の今になってもまだ返信ができていない状況。
申し訳ありません。麻痺が完治するまで、お待ちくださいね。
リハビリ開始
想定外の麻痺と言われましたが(内心はそんなぁ!と叫んでいました)、基本的にポジティブな性格からあっさり了解。現実を受け入れました。
首から下が全くではないのですが、感覚がない。ないと言っても過敏なのか触れられると痛みに感じるんです。
術前の握力は50kg弱。術後は5kgくらいでした。
2日目、感覚は微妙ながら運動神経はあるようでベッド上で両腕両足を動かし始めました。この日だったか、おしっこの管を取ってもらいました。やっぱり不快です。尿瓶で頑張るも出ず、看護師に支えてもらいトイレへ。この時に気づいたことは、思った以上に立てるということ。リハビリの見通しは良い感じに思えました。
さて、術後最初のおしっこはすごく痛かったです(涙)。水をたくさん飲んでくださいと言われるも介助が必要と思うと控えてしまうんですよね。でも、喉は乾いているようで、リンゴジュースや牛乳がものすごく美味しかったのを覚えています。
食事も全介助、毎日、一日3回変わる個性的な看護師さんに助けられ食事するものの全粥半分が限度。
麻痺の原因を私なりに考えていました。歯科界では、下の親知らず抜歯などで、神経を傷つけていないのに一時的に下あごが麻痺するときがあります。これは、抜歯した箇所に血腫や浮腫みたいなものができて神経を圧迫するんです。主治医の先生に聞いてみると、脊髄神経で同じことが起きたら、この程度の麻痺では済まないと言われました。まあ、確かに感覚は鈍いものの手足は動くので、なるほどと思いました。
ちなみに歯科で麻痺が出た場合、ビタミン剤を投与、さらに副作用がちょっと怖いテグレトールという薬を投与します。
さらに数日を過ぎると、その怖いテグレトールを飲みましょうといきなり言われました。
「副作用が怖いので、ビタミン剤からの方がいいのでは?」
と生意気にも聞いてみると、神経病院の先生たちの間では、ビタミン剤は効果がないとの認識のようです。
副作用の説明をしっかり聞き投与開始。症状は変わらずも、眠気がひどい。せっかくリハビリしてるのに、一日眠るだけになってしまいました。主治医と相談して減量、それでもだめで、中止となりました。
はっきり覚えていないのですが、術後10日目くらいだったと思います。このころには、すでにトイレは自立、病棟内を車イスで足を使って移動できるようになっていました。心電図も外れていたかな。投薬もなくリハビリに専念。とにかくトイレの自立が嬉しかった。ここから、右肩上がりに回復。
作業療法士さんや理学療法士さんとの出会いもあり苦しいリハビリが充実していました。
ここで、術後MRI検査へ。さて、その結果は?
入院 手術 そして、、、
入院中麻痺に悩まされパソコンどころか携帯も持てない状態。何もする気になれない状態が続きましたが、先月末に退院。診療も制限があるものの先週から再開し少し余裕ができ始めたので、ブログを再開します。
最後の外来から1月半、いよいよ入院。手術日から5日も前。基本的に健康なのでこんなに前から必要なのか疑問です。初日、担当医の挨拶、二日目、麻酔医の問診、三日目、首を固定する装具の確認でした。そのほかは、自由時間。
ゆっくり休めと言われても、疲れていないので昼寝もできず、、、。
さて、入院先は、神経系の病院。さすがに脳神経、脊髄神経を患っている方が多く、ほとんどの方が、麻痺やしびれに悩まされているようです。また、たくさんの病院に通い、ここにたどり着いた方も多くいました。何にもの人と話をしましたが、ここの先生たちの評判はいいようです。
手術当日、朝6時前に水をがぶ飲み、9時半まで断食。
ストレッチャーに乗せられオペ室へ。
顔見知りの麻酔医の先生たちに声を掛けられました。
右腕にルートを取られ、麻酔医から
「少しずつ麻酔薬を入れますねぇ」
こちらからは、
「冷たいんですね、腕が冷たくなってきました、、、」
しばし、沈黙
また、麻酔医から
「終わりましたよぉ」
と声がかかりました。
「えっ! オペが終わったんですか?」
と返しました。10時間のオペが瞬く間に終了。集中治療へ。
意識がクリアになるに従い、強い吐き気を感じました。
何人かの面会があったようですが、とにかく気持ち悪かったので
「寝かせてくれ!」
と叫びました(笑)
夜、一時間ごとに点滴確認で看護師さんが来るのですが、そのたびに、
「吐き気止めと睡眠薬を入れてください!」
とこちらも叫びました。
何回かすると血中酸素が70%を切ったようで、酸素マスク吸入。
あとから主治医に言われたのですが、すこし危なかったようです。
次の日、ナースステーションに近い病室に移動。
びっくりしましたが、首から下が全く動かないんです!(続く)